最低賃金は、厚生労働省の審議会などでの議論を経て毎年、引き上げ額が決まる仕組みで、今年度は都道府県ごとに30円から33円引き上げられ、全国平均では31円と過去最大となります。
最低賃金は10月1日、東京都や大阪府など22の都府県で引き上げられ、2日が北海道、福井県、佐賀県、その後も順次、続き20日の岩手県と山梨県ですべてとなります。
経営者の皆様は、原材料費が高騰する中で人件費が増えることは大変だと思われます。これに対応すべく、厚生労働省も 最低賃金引上げに向けた中小企業・小規模事業者支援事業として 業務改善助成金を用意しています。
当事務所でも、助成金のお手伝いをさせていただいていますので、まずはご相談を頂ければと思います。
業務改善助成金は、中小企業・小規模事業者の生産性向上を支援し、事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)の引上げを図るための制度です。生産性向上のための設備投資(機械設備、POSシステム等の導入)などを行い、事業場内最低賃金を一定額以上引き上げた場合、その設備投資などにかかった費用の一部を助成します。
この記事は私が書きました
三重県出身。工場の派遣バイトの傍ら社会保険労務士の資格を取得。中途採用で地元商工会議所勤務を経て、労働局の窓口業務を通して様々な事例を経験。 非正規就労の悲哀と行政の仕組みを熟知しているシナジー効果を強みとし、皆様のサポートをいたします。