リモートワークが進むと「個人の努力」が更に見えにくくなってしまい、「成果」がより鮮明になってしまう。そんな状況になっていませんか。特にリモートワークではコミュニケーションが希薄になりがちです。そのため成果に直接影響しない努力が周囲に伝わりにくくなってしまいます。
では、どうしたらいいのでしょうか。
ひとつは「会社が従業員に対して求めている行動や考え方」を明確にすることです。そしてそれを実践している従業員を評価することです。
ふたつめは従業員の行動や考え方に対して「フィードバック」を行うことです。
数値化するのが難しい業務だからこそ、このフィードバックが大事になってきます。
フィードバックはリモートワークでも可能です。面談では部下の行動や考え方を上司としてどう感じているのか、どう改善して欲しいのかを具体的に伝えましょう。
面談とフィードバックを積み重ねていき、改めて総合評価をすることで納得感が増すのではないでしょうか。
数値化するのが難しい業務だからこそ評価基準を定量化したり、フィードバックを適宜入れることで「自分の考え方や行動は評価されている」と感じられる制度をつくることができるのです。
この記事は私が書きました
愛知県出身。大企業、中小企業、外資系といった様々な企業で働いた経験を活かし、貴社に合わせた組織作りをご提案いたします。 また、人事労務の側面から、企業サイクルの「創業期」「成長期」「成熟期」「衰退期」あらゆるフェーズで問題解決に向けた支援を行います。