政府の第2次補正予算案には、賃上げした企業や、成長分野など新しい仕事に移るためのリスキリングを従業員に促した企業への助成金を拡充する。
「キャリアアップ助成金」では、非正規社員らの賃金を5%以上引き上げた企業への助成額を、中小企業は一人当たり最大5万5750円から6万5千円、大企業は最大2万1千円から4万3千円へと増やす。
「労働移動支援助成金」では、勤務先の経営が悪化して離職した人を雇った企業が、前職より賃金を5%以上増やした場合には1人当たりの基本的な助成金30万円に20万円を加算する。
「産業雇用安定助成金」では、社員をスキルアップさせる目的で他社に出向させ、自社に戻ってきた時に賃金を5%以上引き上げた企業への助成を新設。出向中の賃金を1人当たり1日最大8355円助成する。
「人材開発支援助成金」には、リスキリング用のコースを新設を新設。現在の仕事とは違う分野の訓練をした場合の経費を中小企業には75%、賃金を1人1時間当たり960円助成する。
当事務所でも助成金を扱っていますのでご相談ください。

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