厚生労働省は、健康保険証を2024年秋にも原則廃止する方向で調整に入った。保険証を廃止した後の事務対応はマイナンバーカードを基本とする。
マイナンバーカードを健康保険証として利用する「マイナ保険証」は昨年10月に本格導入された。
専用のカードリーダーを設置した医療機関や保険薬局で利用でき、過去に処方された薬や健診などの情報が確認できるメリットがある。
また障害年金の請求サポートの相談受付をしていて「初診日の特定」が難しと思える案件があります。マイナ保険証になると、この問題は解決すると思われます。
ただ、カードリーダーを設置した医療機関や保険薬局は全体の3割と伸び悩んでおり、厚生労働省は23年4月からシステム導入を医療機関に義務化する。
政府は来年3月末までにほぼ全国民意にカードを行き渡らせることを目指すが、交付率は9月末時点で49%にとどまる。
またマイナ保険証の登録は今月2日時点で2480万件で、全人口の約2割。
本人の意思より取得しない人が出てくると思われますが、皆様はいかがでしょうか。
障害年金で「初診日の特定」が難しと思われている方、当事務所にご相談ください。
この記事は私が書きました
三重県出身。工場の派遣バイトの傍ら社会保険労務士の資格を取得。中途採用で地元商工会議所勤務を経て、労働局の窓口業務を通して様々な事例を経験。 非正規就労の悲哀と行政の仕組みを熟知しているシナジー効果を強みとし、皆様のサポートをいたします。