障害年金についてお問い合わせをいただくということは、何らかの苦しみを抱えておられるわけです。長年治らない何かがずっとあるからこそ、障害なのです。
障害年金を請求するには、ずっと続く苦しい状況があること、その苦しさがもたらすつらさを詳しく書きまとめなければなりません。
私たちでは、その辛さを治すことはできませんが……
障害年金の請求と言う目的のために、あなたの抱えるお辛いことをとことんお聞きいたします。医者と違って、あなたの言葉から治療方針を探るわけではありません。カウンセラーのように、あなたの気持ちに寄り添うこと自体を目的としていません。
私たちの役目は、障害年金の支給決定の審査をする担当者に「あなたのおつらい思いを伝える」ことです。それが本業になります。医者やカウンセラーとは全く違う立場ではありますが、私たちの立場でのこの「伝えるための取り組み」は、つらさを抱える皆様に良い影響をもたらすことができていると感じています。
伝わらない苦しみを抱えている人こそ、障害年金サポートの専門家にお話しくださればと思うのです。どうすればあなたのつらさが伝わるのか。それを一緒に取り組んでいきたいと思っています。
結果的に障害年金の対象ではないかもしれませんが……
伝える取り組みそれ自体が、ものすごく意味のあることだといつも感じています。
今、行き詰まって目指す道を見失っているのでしたら、伝える取り組みを通して社会に繋がることが出来ればと思います。
障害年金だけではありません。様々な福祉サービスの活用も考えられます。就労支援サービス、障害者雇用の制度など、私たちは「伝える相手」についても幅広い知識と経験をもっています。
伝えることための取り組みを通して、第一にあなたのことをきちんと分かってもらうことが何より大切ですよね。そこから、自分を取り巻く環境が少しでも好転すれば素晴らしいことですよね。
まず私たちにお話しいただくことで、伝わる実感をお持ちいただけると思います。そしてさらに次へ次へと伝える取り組みを一緒に進めていきましょう。
この記事は私が書きました
三重県出身。工場の派遣バイトの傍ら社会保険労務士の資格を取得。中途採用で地元商工会議所勤務を経て、労働局の窓口業務を通して様々な事例を経験。 非正規就労の悲哀と行政の仕組みを熟知しているシナジー効果を強みとし、皆様のサポートをいたします。