キャリアアップ助成金(正社員化コース)とは

「キャリアアップ助成金」とは、有期雇用労働者、短時間労働者、派遣労働者 といった、いわゆる非正規雇用労働者の企業内でのキャリアアップを促進するため、正社員化、処遇改善の取組を実施した事業主に対して助成する制度 です。

非正規労働者の中には「ずっと働いてもらいたい」「処遇をもっと良くしてあげたい」そう思える方もいらっしゃるかと思います。
もしそう思える非正規労働者がいたら、この「キャリアアップ助成金 正社員化コース」をご活用ください。

また、新しく従業員を雇い入れる際、自社に合っているのか。また求職者にとってもこの会社は自分に合っているのかを面接だけで判断するのは難しいと思いませんか。こういった採用のミスマッチを防ぐためにも試用期間として有期契約を設けることでお互い様子を見ることができます。

このように、採用リスクを最小限に抑えながら優秀な人材を確保するためにもぜひご活用いただきたい助成金です。

いくら受給できるの?

有期雇用労働者等を正規雇用労働者等に転換または直接雇用

① 有期 → 正規:1人当たり 57万円<72万円>
② 有期 → 無期:1人当たり28万5,000円<36万円>
③ 無期 → 正規:1人当たり28万5,000円<36万円>
        < >は生産性の向上が認められる場合の額
1事業所あたり、1年度で20人まで申請することができます。

【加算対象】
派遣労働者を派遣先で正規雇用労働者または多様な正社員として直接雇用した場合
①③:1人当たり28万5,000円<36万円>
母子家庭の母等または父子家庭の父を転換等した場合
①:1人当たり95,000円<12万円>、②③:47,500円<60,000円>
勤務地限定・職務限定・短時間正社員制度を新たに規定し、有期雇用労働者等を当該雇用区分に転換または直接雇用した場合
①③:1事業所当たり95,000円<12万円>(71,250円<90,000円>)

受給までの流れ

           ※厚生労働法HPより抜粋

まとめ

いかがでしたでしょうか。キャリアアップ助成金について重要なポイントだけに絞って解説いたしました。
実際に助成金を申請しようと思うと「事前の計画書の提出」「就業規則の改定」のように日常業務ではなかなかやることのない作業が出てきます。

また、スケジュールの管理や正しく割増賃金が支払われているかなどのチェックも必要です。
キャリアアップ助成金について詳しくお聞きになりたい場合はこちらからお問合せください。

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