外務省の海外在留邦人数の統計によると、日本人の海外永住者は昨年10月現在の推計で約５５万７千人と過去最多。背景として日本の閉塞感があると思われます。賃金や労働環境、社会の多様性などの面で、日本より欧米諸国に相対的な魅力を感じる人が増えているではないでしょうか。ダイバーシティを声高に謳う政府が矛盾する発言が相次いでいます。
また、最近の円安で、外国人労働者からも日本が選ばれなくつつあります。日本人が生きづらさを感じている中で、外国人労働者はいつまで働きに来てくれるでしょうか。
会社を守るためにも、 会社の規模に関わらず、ダイバーシティは喫緊の課題だと思います。当事務所では、労務管理の相談にも乗っております。不安のある方は一度ご相談ください。
この記事は私が書きました
三重県出身。工場の派遣バイトの傍ら社会保険労務士の資格を取得。中途採用で地元商工会議所勤務を経て、労働局の窓口業務を通して様々な事例を経験。 非正規就労の悲哀と行政の仕組みを熟知しているシナジー効果を強みとし、皆様のサポートをいたします。
